高性能

健康で快適な暮らしを実現するために高性能住宅は必須です。

高い性能を備えた住宅は、身体の健康を守り経済的にもお得です。

夏は、爽やか高原気分

冷房の温度設定が28℃でも家中快適で、外はジメジメ湿気も家の中はカラッとした室内。
日本の6月~9月の平均湿度は80%以上で、隙間の多い日本の住宅はエアコンなどで除湿しても湿度を下げるのはむずかしいものです。
しかし、高性能の家なら、外気が湿度85%のときでも室内の湿度は63%前後にコントロールできます。
これなら、ダニだけでなくカビも発生しにくい環境になります。
そして、熱中症から身体を守ります。

冬は、暖かく温泉気分

人間は体温が下がると免疫力が落ち、体の機能が低下します。
ですから、健康で長生きするためには暖かい家に住んで、体を冷やさないことが重要です。
高気密・高断熱の家では、リビング、キッチン、寝室、玄関、廊下、お風呂、洗面脱衣室など、家中どこにいても暖かく温度が保たれます。
家の中の温度差がないのでヒートショックから身体を守ります。

使う部屋だけ暖房で温度を上げるというのは、残念ながら根本的な解決にはなりません。
たとえば室温26度のリビングを出て暖房のない風呂場に向かうとしましょう。
8~10度しかない廊下や脱衣所では血管が収縮して血圧が急上昇します。

「うう寒い、早く温まろう」とすぐに42度のお湯に浸かれば縮んでいた血管が拡張して血圧が急降下、心臓発作や脳梗塞の危険がたちまち高まる。
これがヒートシッョクです。
ヒートショックで亡くなる人は、実は寒い地域(北海道)の人より温暖な地域の人が多いという統計があります。

結露を防ぐ

冬の寒い日に外気との寒暖の差で発生する結露。
ただの水滴と思って放置しておくと最終的にはアレルギーの原因になり、住宅の構造を傷める事になるかもしれません。
結露が発生してしまうような家の場合、ビニールクロスの裏や天井等、カビが発生し、そのカビをダニが餌として繁殖し、ダニの死骸がアレルギーの原因となる負の連鎖が発生してしまいます。
また、断熱材や躯体が湿気を吸い込んでしまう事で木材を腐食させ躯体に深刻な影響を与えてしまいます。

快適室温をキープ

就寝前に暖房や冷房を止めても、朝まで快適な室温を維持できます。

騒音カット効果も抜群

外の交通量が激しいところでも静かな室内を保ちます。

省エネルギーなので経済的にもオトク

冬も夏も快適なのに冷暖房費がぐんと抑えられます。50年間も住み続けるとコストに大きな差が生じます。

過酷な外気の影響を和らげ、家中隅々まで快適さを保つために高気密、高断熱、計画換気の三位一体による施工が、家の性能を高める重要なポイント

気密性

C値(相当隙間面積)は、住宅に空いた隙間がどれくらいあるかを表した値で、家の中からどれくらい空気が漏れるかを表します。この値が低ければ低いほど高気密であるといえます。

気密性が低く隙間の多い家は、エアコンなどの熱効率が悪くなり、PM2.5や花粉などの侵入が防げません。
C値は完成後に測定するもので、理想のC値は1㎠/㎡以下が望ましいです。

断熱性

① 断熱材による違い
断熱材には様々な種類があり、各系統の断熱材の特徴と性質を知り比較することが重要です。

例えば断熱性・遮音性・吸音性・調湿機能・耐火性・防錆・防カビ性・防虫効果、すべてにおいて優れた断熱材を使うことが望ましいでしょう。
各断熱材の特徴と性質を活かした施工が必要で、誤った施工をすると壁体内結露やカビやダニを発生させることになります。

② 窓、サッシによる違い
窓は、もっとも大きな熱の出入り口になります。夏は71%熱が流入し、冬は48%熱が流出します。
アルミなどの金属に比べて熱伝導率の低い樹脂サッシを使い、3枚のガラスで空気層を挟むことにより高断熱性を発揮します。

③ Q値
家全体から熱が逃げる割合を表す性能値(熱損失係数)

この値が小さいほど断熱性が高い
次世代省エネルギー基準(1999年)はⅠ地域(北海道)~Ⅵ地域(沖縄)までⅠ地域(北海道)の基準が高性能と言えるでしょう。

計画換気

換気の重要性は室内の空気環境を守ることです。
計画換気とは換気システムを使って住宅内に流れる空気を計画的にコントロールすることです。新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出し室内空気環境を整えます。

増改築する場合や一部屋だけでも又マンションの場合でも
今より少しでも暖かくしたい、結露を防ぎたい、快適にしたいと思われる方は、断熱リフォームや塗壁材だけでも室温や湿度を調整する機能の素材もあります。
ドクターズホームにお問合せ下さい。